大和高田市立病院建て替えの検討が始まります

 奈良県大和高田市の大和高田市立病院を視察しました。

 診療科目は、乳腺外科や放射線治療科など23科を有しています。
 病床数は320床で、そのうち、産婦人科40床、小児科29床となっており、産婦人科・小児科に手厚い配置となっています。
 産婦人科や小児科の病床が多いにも関わらず、2018年度の病床稼働率は81.2%と高水準でした。

 現在、大和高田市立病院では、老朽化した建物を建て替えるための検討を始めようとしています。
 建て替えの検討を始める前に、そもそもどのような検討事項・検討手法が望ましいのか、プロポーザル方式で支援業務を募集している段階です。
 人口65,000人の大和高田市において320床規模の病院を将来に渡り維持していくのは難しい面もあるとのことです。

 柏市は十分な人口規模があり、将来に渡り安定して病院運営が継続できる状況にあります。
 改めて、速やかに柏市の市立病院を建て替えるべきだと感じた視察でした。