タブレット化、コンプライアンス

 昨日今日と市議会総務委員会の視察で、愛知県一宮市と滋賀県近江八幡市を訪れました。

 一宮市はシンクライアントシステムというシステムを導入して、市役所業務のタブレット化を進めています。
 タブレット化により、外出先での電子決済などが速やかに行えるようになったとのことでした。
 柏市の市議会でも議会ごとに大量の印刷物が資料として配られますが、タブレット化により紙の消費量を減らしていくべきだと感じました。 

 近江八幡市ではコンプライアンス条例を定め、法令順守の徹底に取り組んでいます。
 市役所内に警察から出向したコンプライアンスマネージャーを配置し、職員がいつでも相談できる体制を整えています。
 過去には不当な要求に対して職員個人が精神的に追い詰められてしまったこともあり、条例化してチームで対応できるようにしたとのことです。
 コンプライアンスマネージャーには内部監査的な役割もあり、客観的に行政を見られる点でも意義のあるものだと感じました。