加古川中央市民病院

兵庫県加古川市の加古川中央市民病院を視察しました。

加古川中央市民病院は加古川市民病院と加古川東市民病院を統合し、2016年に開院しました。
32診療科600床を有する大型の病院です。
600床には、ICU26床やNICU15床なども含まれます。

敷地面積28,827㎡、建築面積8,868㎡、延床面積49,480㎡です。
建設費は土地取得を除いても約200億円で、国の補助金約10億円以外は起債で賄われているとのことでした。

統合前の加古川市民病院は、400床で病床稼働率75%ほどでした。
600床になったら病床利用率が低下するのではないかと心配されていましたが、開院してみると病床利用率は100%近くなったそうです。

建て替え後に病床利用率が急上昇したという話は各地で耳にします。
柏市で、病床利用率80%を達成しなければ建て替えないとしているのはおかしなことだと改めて認識しました。